非モテコミットの弊害

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いつもの非モテコミットの悲劇と思っていたらなんとこの男性の貢ぎ額は2.5億に及ぶとのこと。100億稼ぐのもすごいし、税引き後利益からそれだけ貢ぐのもすごいが、2.5億貢がせて浪費する女もすごいと思った。資産運用しろよ。

日々の買い物をsuicaで支払い交通費で計上したり、セコセコ領収書を集めている俺とはスケールが違いすぎる。スケールの大小は違えどこれも非モテコミットの悲劇。キャバ嬢に入れ込み、多額の金を貢ぎ、処女と言われたのを信じてセックスもせずに交際してきた末路が、蓋を開ければホストに貢いで生でパンパン、おまけに妊娠とは悲しすぎる。

写真だけでわかるが、このホストからは自信に満ちた圧倒的モテ男オーラ(α)が出ており、搾取された男からは貧弱な非モテオーラが全開に出ている。自分も数年前まで彼と同じ非モテ男だったので全く笑えない。

変わったきっかけはアドラーの「嫌われる勇気」と「ぼく愛」だった。

 

嫌われる勇気で自責を受け入れ、承認要求から開放され、ぼく愛ではマインドと非モテコミットの弊害を学んだ。その後スト値改善、アポ負けの積み重ね等の末、相手に媚びない堂々とした振る舞いが出来るようになった。今は活動は休止中。

恋愛工学では1人の女へのフルコミットを危惧している。

女は愛する男から愛され続けたいと願っている。愛する男が他の女に目移りするのも嫌だ。浮気など論外、常に自分だけを見て欲しいと思っている。

しかし、いざ男からフルコミットされると「この男には私しかいない」と思うようになり、男への評価が下がり愛情も冷め始める。非モテのフルコミットなら尚更、男のコミットを利用しようとし始める。なかなかの鬼畜具合だが搾取出来るだけ搾取するのもある種の生存戦略と言える。

女はその男を失ってしまうかもしれないと不安に感じているときしか相手を愛せないように出来ている。だから特定の女がいても1人の女に入れ込むのではなく、常に他の女の新規開拓を怠ってはいけない。複数恋愛をするのは相手のためでもあるというのが進化生物学を基にした恋愛工学の基礎理念だ。

女からすれば「ふざけんなボケ」と思われること必至だが実際にモテている男が魅力的に映るのは間違いない。需要のある男から自分が選ばれている状態が重要で、誰にも相手にされない非モテにいくら好かれようが、貢がれようがキモいだけだ。一方的に愛されたり尽くされたところでATMが恋愛対象に変わることはない。

複数恋愛の合理性はわかる。複数恋愛が出来るというのはそれだけモテるという証左。それは自信に繋がるし、オーラとなってさらに異性を惹きつける魅力となる。逆にそれがただの自意識過剰の根拠皆無の自信ならイタさに磨きをかける。手っ取り早いのは複数恋愛。

しかし、これも当たり前だが浮気されたい女など1人もいない。今までほとんどの女から口を揃えて「(キモくなくて、カッコよくて、モテて、魅力的な)誠実な人がいい」と聞かされてウンザリしてきた。(※浮気したいからではなく、相手を口頭で縛ろうとする思考がキモい。人は魅力でしか縛れないのだからそれは自分の努力目標だと思っている)

女からすれば自分の男に他の女がいればそいつは邪魔者でしかない。男を独占出来なければその男の時間や金といったソースは他の女と分配することになる。独占できたほうが良いのは当然で、女が求める誠実さとは浮気しようと思えばいつでも出来る魅力的な男からのフルコミット。しかし、いざフルコミットされたら冷めるという非常に面倒な複雑な側面も考慮しなければならない。

複数恋愛をせずに魅力を維持するには今まで通り自分磨きを続けるしかない。体型維持、容姿、清潔感、食事に気をつけて、市場価値を知るためにたまに合コンや街コン、店内ナンパ、ストナンなどで周囲の反応を確認する。

Aフェイズがクリア出来るかだけ確認できればいい。Aフェイズがクリア出来たかは相手から連絡先を聞かれたり、こちらが社交辞令で言った「また飲みに行きましょう」の反応が「いつにします?」等具体的だったり、相手からのアポ打診の有無で確認出来る。反応が良ければ圧倒的な自信になる。

また、例えば嫁がインスタに上げた夫の画像を見たフォロワーから「旦那さんカッコいい」などの第三者からの評価が得られれば自分の魅力の間接的なアピールになる。

魅力以外で重要なのは相手にフルコミットしないこと。

元々人付き合いでは距離を置くタイプだったので、彼女と会う頻度は2週間に1回以下にしている(相手もそれを望んでいる)。今後同居しても一緒に食事をするのは週1程度でいいし、家にいたくないので毎日外出する。決して相手に依存しない。子供が出来たら状況は変わるだろうがそれはその時考える。

また、最近の興味関心は子育て、、料理、読書、ブログ、飲み歩き、拠点探し、アニメなど自分の時間の過ごし方に向いていて恋愛にはあまり興味がない。つまらない相手と過ごす時間は苦痛でしかないし、新規アポは気疲れする。それならコンビニでハイボールを買って河原のベンチで1人で飲むほうがよほど有意義。

非モテコミットの末路は悲惨だ。

冒頭の彼もそれだけの予算があるのならキャバ嬢1人に非モテフルコミットするのではなく、同じ店の別のキャバ嬢に分散投資して女同士を競争させることで疑似モテ状態を作るのがマシな戦略だった。

非モテコミットを防ぐためには1人の女に入れ込むのをやめて、自分の魅力を磨きつつ、恋愛以外に没頭できることを見つけて恋愛の優先順位を下げるしかない。

また、恋愛の優先順位を下げるだけではダメで、魅力がなければ何を言おうが説得力に欠ける。「女に興味がない」とゲームに没頭するオタクはリアルで誰にも相手にされないから現実逃避しているように見える。やってるの恋愛やエロゲなら目も当てられない。 

因みに今俺が夢中になってるのは干物です。

グリルで焼くだけなのに美味すぎる。

これと大吟醸が最高に、、、、あぁぁ…今夜も干物や。

非モテコミットより干物コミット!

終演!