もうひとつの無敵の人


無敵の人と言われたらどんな人を想像するだろうか。無職の人、低所得者、生活保護でパチンコ三昧の人、独身家族無し、友人恋人無し、ニート…等、ネットで調べたら「社会的に失うものが何もないため犯罪を犯すことに何の躊躇もない人」と出てきた。

確かに失うものがない人は失うリスクがないので無敵と呼ばれる意味はわかる。しかしこの世にはもうひとつ全く別の意味で無敵の人が存在している。

それは

自分が株主の中小企業経営者だ。

経営者が経費で生活できることの重要さは以前から話している。

【まとめ】yuuさんのツイートに学ぶ節税の大切さを解説してみた。
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簡単に言えば経営者はトイレットペーパーから高級車まで自分の衣食住移の全てを経費として計上出来るので給料を使う必要がない。外食は1人5000円以下なら会議費、それ以上なら交際費、住居は法人名義で借りて社宅として住めば家賃30万のタワマンだろうが3万の給与天引きで住める。服はさすがに無理でしょ?と聞かれたらそれもSuicaで支払って交通費として計上すれば経費。d払いで支払った服代やコンビニ代をドコモの携帯料金と合算して口座から引き落とせば通信費に封じ込める。

極端に言えば年収0円の無所得者でもタワマンに住み法人名義で買った高級車を乗り回し毎日高級鮨を食らうことも可能であり、年収300万の低所得者でありながらタワマンに住み、レクサスを乗り回し、高級店の料理に舌鼓を打っている無敵の人が俺だ。もっと言えば年収100万以下まで下げれば所得税も住民税も払わなくて済むし低所得者向けの自治体サービスも享受できる。

結婚についても高所得者が籍を入れれば婚費リスクを負う側になるが低所得者なら婚費リスクなどない。ないどころか今や俺より妻のほうが年収がかなり高いので婚費リスクを負っているのは妻だ。さらに俺の年収を130万未満に下げて低スぺ夫になり妻の扶養に入れば健康保険料と厚生年金を一切払わずに妻の会社の社会保険に加入できる。誰も敵がいない状態、まさに無敵。

籍を入れたときに婚費リスクについてクソリプされたがそんなことは当然考えてあるし、もし離婚して自分が婚費を取れる側だとしても人の金にたかる図々しい乞食のクズみたいなことは絶対しない。たかっていいのは国だけだ。特にコロナに対する過剰対策には憤りしかないのでこのおバカな政策の代償を国のB/Sに刻むためコロナ関連の助成金は徹底的に搾り取り、その金で米株を運用して自社のB/Sを強化している。

さて、このように個人とは別に法人という別人格を作り、法人(金持ち)と個人(貧困層)の財布を使い分ければ金を持ちながら社会的には貧困層という無敵の人になれる。財布を二つに分けられるのが個人事業主と法人の決定的な違いだ。個人事業主では所得を分けられないため儲かれば低所得者に擬態出来ない。

何かおかしいだろうか?俺からすれば高所得者を冷遇する国や税制が悪いとしか思わない。所得税も消費税のように高所得者と低所得者の税率が同じく平等なら納得して100万でも1000万でも払おう。しかし現状は高所得者は累進課税で散々搾取されたあと社会保障や子育て等あらゆる面で冷遇された挙句、貧困層から感謝されるどころか後ろ指をさされて非難の的となる。たくさん納税して社会貢献してくれる人ほど冷遇されるのだ。こんなバカな話、民間ならありえない。社会に貢献している人や能力の高い人、本来なら感謝すべき対象から搾取すればいいという自分のことしか考えない愚民に形成される世論が心底嫌いだ。

普通は金払いのいい金持ちほど優遇され優良顧客として丁重に扱われ、金払いの悪いケチほどぞんざいに扱われる中、真逆のことをしてる。もちろん障害を持たれたり、やむを得ない理由があってまともに働けない人は社会保障に守られてしかるべきだ。しかしそれが一番納税して社会に貢献してくれる高所得者を冷遇していい理由にはならない。

だから俺は給料を抑えて低所得者の恩恵を享受しながら法人という別人格で高所得者と同様の生活をする。これは日本全国357万社ある中小企業の中でちょっと儲かっている経営者なら誰もがやっていること。サラリーマンに知られていない、僻まれるから知られたくない話。

因みにこれは節税の初期段階の話で例えば今の利益と別で年間3000万とか利益が出てくればまた少し変わってくる(コロナによる繰り越し赤字があってまだそこまで行けていない)。

自分で売上を上げて法人を作れば誰でも別人格を持つことはできる。誰もがもうひとつの無敵の人になれるのだ。