合理性を重視するということ


 

50円/g=☓ 50円/100g=○

どこの貧乏人のツイートかと思えば俺のツイートだった。

よくよく考えてみると俺は本当に金を使わない。別にケチっているわけではない。余計なものに1円も払いたくないだけだ。これは経営も同じだが無駄なものを極限まで削ぎ落とし、利益の出やすい体質を作ることは企業、個人問わずとても重要なこと。盲目的にセコセコするのではなく、必要なものを見定めて賢く金を使うべきという話。

俺の節制については上記ツイートのとおりだ。食品売り場で割引シールの貼られた商品を大量にカゴに放り込む長身の男を見かけたら俺と思ってまず間違いない。「kaiさんですか?」と声をかけてみてくれ。もちろん全力で首を横に振るが。
例えば資産5億超えの超富裕層が割引商品をカゴにごっそり入れる場面に遭遇したらあなたはどう思う?セコいと思うか?俺はその殊勝な心がけに感銘を受け、目頭を熱くさせながら、彼に負けじとゴミ置き場の廃棄商品をあさりに行くかもしれない(絶対にやめなさい)

肉だってそうだ。国産地鶏とブラジル産の違いなど凡人にわかるわけがない。キラキラ女子に賞味期限の切れたブラジル産モモ肉を国産地鶏と言って焼いて出してみろ。「美味しい!」とキャッキャ言いながらインスタにUPするに決まっている。あいつらは地鶏より自撮りなのだ。味覚など備わっていない。

他にも俺はタバコは吸わない、ギャンブルもしない、外食なら1人2000円も払えばたらふく食って飲める立ち飲み屋や格安居酒屋ばかり。趣味もこのブログやTwitter、あとは楽器を弾くぐらい。どれも全く金がかからないどころか極めればマネタイズ可能だ。

ホテル代もkai邸一択なので不要。これを言うと初回で家はリスクがあるんじゃない?と言われたこともあるがバカかお前は。仮に俺が逆恨みされて被害を訴えられたとしても、マンションの防犯カメラにはスキップしながらkai邸を行き来する2人の仲睦まじい姿が写っているだけだ。何の問題もない。

節制ばかりではない。生産性やQOLの向上に寄与するものへの投資は惜しまない。レーシック、レーザー脱毛、ドラム式洗濯機、目の疲れを軽減させる画質の綺麗なPC用モニターなどは高価でも躊躇なく買う。あと人との交流のために必要な金(飲食費、交通費など)も青天井だ。こういうのが生き金だと思っている。バカが見栄を張るためにブランド品や高級車をローンや分割払いで無理して買って資本家にカモられている中、俺は余剰資金を全額資産運用(インデックス、REIT、株式、仮想通貨)に充てて粛々と資産形成に励む。

資産形成とは底のない洗面器に水を貯め続けるようなものだ。蛇口をひねって出てくる水が給与や配当、家賃収入で、排水口に流れる水が生活コスト。いかに給水を増やし排水を減らすかで水の溜まる速度が変わる。そのためには排水口の栓を出来る限り締めなければならない。

この栓を全開にするのが浪費の激しいキラキラ女子や乞食女だ。何度も言うが他人に金を使わせることに何の負い目も感じない人種はもはや人ではない。あれは人の形をしている何かだ。絶対に関わってはいけない。例え容姿が少し劣ろうとも大切にすべきは金のかからない献身的な女だ。高級料理店に連れていっても「こういうところは特別な日だけでいいよね!」とこちらを気遣うような心美しい女を幸せにしなければいけない。俺が日々探しているのもそういう女だ。皮肉にも、尽くしたい思える相手とは尽くす必要のない相手なのだ。

話を戻そう。合理性を重視すれば見栄やプライド、マウンティングの無駄さ、無意味さがよくわかる。見栄は一銭にもならないどころか維持するのにコストがかかるだけだ。幸福(自由)のために真っ先にゴミ箱にぶち込まなければいけないのは見栄やプライドだ。だから俺はこれからも賞味期限の迫った割引商品を喜んで買い込んで冷凍庫に貯蔵するし、47円/100gの解凍胸肉を1kgまとめて料理して弁当箱に詰めこんでいく。そこら辺にいるサラリーマンが800円のラーメン&炒飯大盛りセットでブクブク腹を肥やしていく中、彼らの5倍~10倍稼ぐ俺は材料費200円程度の栄養満点手作り弁当で済ませるのだ。

質素倹約とは実に美しいと思うよ。