予定が埋まって忙しそうにしてる人って大体無駄なことばっかやってんの。買い物行ったり、銀行行ったり、家事に時間とられたり、どうでもいい人付き合いしたり、仕事の段取りも悪い。いつでも予定を入れられる暇人のほうが有能な場合は多い。予定とは選ぶもの。予定が埋まるのと埋めるのは全く違う。
— kai (@25_8_) February 16, 2018
やりたいことが多すぎて忙しいのと、予定に追われて忙しいのとでは意味が全く異なる。前者はQOLが高く、後者は著しく低い。
で、忙しいが口癖なのは後者。時間を作るにはどうすればいいか、という視点も工夫もない。そりゃいくらあっても足りんわ(笑)— kai (@25_8_) March 15, 2017
冒頭ツイートは先日歯医者の定期検診に行ったときに目の前で予約のやりとりをしているBBAを見て思ったこと。
受付「次回は○日はいかがでしょう?」
BBA「あぁ、その日は用事があって」
受付「では○日はどうですか?」
BBA「その日も用事が…」
受付「では○日は?」
BBA「午前中なら」
受付「では○時でお取りしますね」
このやりとりを見ていた俺は雷槌に打たれたような衝撃を受けて全然全部なくなってチリヂリになりかけた。
なぜなら目の前で予定のやりとりをしているのは安倍首相やトランプ大統領ではない。ただの小汚いアラフィフのBBAだ。このマダムの前前前世なら知らんがお世辞にも多忙な人種とは思えない。ましてやこの日俺が定期検診に来たのは平日の昼間(12:00)。普通のサラリーマンなら来れない時間帯である。
ところで、お前はなんでそんな時間に来てんの?という読者の素朴な質問に答えると、ここは会社の近所の歯医者で、俺はいつでも仕事を抜け出して来れるので混まない時間帯を選んで来ているからだ。
このBBAと引き換えに俺のやりとりはスーパースマートである。
受付「次回はいつにしましょうか。○日の9:00はいかがでしょう?」
俺『9時は早いな…』
「10:00~12:00頃で空いてる日はありませんか?」
受付「では○日の12:00はどうでしょう?」
俺「大丈夫です。お願いします」
先程のBBAが空いている日を選んで予定を埋めているのと違い、俺は真っ白な予定に新しい予定を入れる。仕事の予定も同様だ。
この違いはどこからくるかというとまず俺は圧倒的暇人である。夜はともかく平日昼間は基本フリー。「明日ランチしない?」と突然誘われても行こうと思えばいける。まぁ昼間はジムで忙しいし、酒も飲めないからあまり行きたくはない。といっても仮にアラツー美女が相手ならこれでもやれるだけ飛ばして行くんだけど。心が身体を追い越していくんだけど。
なぜ昼間がフリーかというと俺は毎日会社には行くが基本的に仕事をしないからだ。仕事などしたくない。全部社員に丸投げして株やTwitterに没頭している。そしてこのBBAもフルタイムで働いているとは思えない。働いていたとしてもせいぜいパート程度だろう。つまり俺と同類。それなのになぜ眼も合わせやしないんだい?
このBBAの予定が何で埋まっているかは知らんし、そんなの非モテの週末の過ごし方並に興味はないが、どうせ親戚付き合いや子供や孫関係の用事とかだろう。こんなもの全て応じていれば予定が埋まるのは当然である。
気の進まない人付き合いを断るのはもちろん、例えば俺に子供がいたら子供の入学式、運動会、卒業式、授業参観、三者面談などは全てシカトする。
実際俺が子供の頃も両親がきた試しがない。寂しくなかったかと聞かれたらそれがその後の反抗期の種火になったような気もするが俺みたいな痛い大人はこうして出来上がっていくというわけだ。
三者面談も電話やメール、グループLINEで済ませられないか、行かなければどういう弊害があるかを担任に聞く。
実際仕事でも客から「一度お会いして話がしたいのですが」
と言われても
俺「会って何を話すのですか?」と聞き
客「○○の件で具体的な説明をお聞きしたくて」
俺「あぁ、それは ~説明~ ですね」
客「あ…あぁ、そ、そうですか…。」
とちょっと寂しそうな声と共にやりとりが終わることは多い。
直接会って話したいという人は多いがメールや電話で済むことをなんでわざわざ会って話さなければならない。頭ハゲ散らかした腹の出たデブに割く時間などない。
直接会って話すのが礼節という意見も理解できるが、俺がそれを重んじるのは普段世話になっている相手であって、まだ取引もしていない相手なら会わなければならない理由(直接現物/現地を見なければならない等)がない限り会わない。
話はそれたが、このように自分の時間を死守するためには無駄な時間を徹底的に削がねばならない。他人の予定や都合に振り回されてはいけない。
予定が埋まるのと予定を埋めるのは全く異なる
俺もかつて予定が埋まっていた人種なのでよく分かるが受動的な人間は気の乗らない誘いも断れずに受けてしまい、まるでブラック店長に組まれたシフトのように自動的に予定が埋まっていく。他人に自分の予定が埋められるのだ。こんなことをしていてQOLなど上がるわけがない。ブラック店長に遭遇したらさっさと労基(労働基準監督署)に駆け込んで血祭りにあげてもらえばいい。
今の俺は気がのらない誘いには乗らないし、むしろそんな気持ちでの参加は相手に失礼とさえ思える。気が乗らない誘い、気の合わない人付き合いなどはスパスパ切るに限る。それが能動的に生きるということ。すると予定は空いていく。どんどん暇人になっていく。
予定が開けばそこに好きな予定を入れられる。一人気ままに飲み歩いてもいいし、ナンパにいくのも自由。既存子とのアポの融通も利くし、急な誘いでも調整できることは増える。良い事づくめだ。
では最後に予定を空けて自分の時間を生きるために必要なことのまとめ
①無駄なことをしない(銀行に行く、各種支払をコンビニでする等)
②時短に繋がるものに投資する(ドラム式洗濯機、クリーニング等)
③気の乗らない誘いは断る(嫌われる勇気)
これだけで時間ポートフォリオは大分変わるのではないだろうか。
また時短によるQOL向上の記事は最近書いた。
好評だったので第二弾も考え中だがまだネタが少し足りない。アイデアがあれば是非お寄せ下さいw
終演!