先日の記事、視点を切り替える技術では様々な方からご感想をいただきありがとうございました。
kai@25_8_演奏日記 : 視点を切り替える技術 https://t.co/0PrJCV0tWn
kai@25_8_なぜ合理的思考が他者貢献に行き着くのか。それはこの世は全て信用で成り立っているから。利他的に見える他者貢献も実は信用を築くという利己的な行為。そのために必要なのが他者視点や社会視点。
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いいね、リツイートもありがとうございます!ブログツイートでは過去最高数でした!凄く嬉しかったです。これについては前回書ききれなかった「社会視点」なども含めて第二弾を書いてみても面白いかもしれませんね。
今回は前回の記事をお読みいただいた親愛なる読者様よりご質問を頂戴したのでそれについて解説しようと思う。(俺に対する質問とかあれば気軽にどうぞ!)
ネテロ@h9le_w@25_8_ おはようございます。もしよろしければ経営者になるまでの財務、法律などの勉強方法や、当時の葛藤などについて知りたいです。お時間があればお願い致します。
ネテロさんとはついこの前のサイヤさん(@ri_supersaiyan)が主催される関恋工のオフ会でお会いした。(関恋工に参加してきた②)公認会計士を目指し、超絶勉強中のハイスペ予備軍、礼節を重んじるとても好青年なお方だ。同世代の女子は悪いことは言わないから黙ってDMを飛ばしておきなさい(笑)
ではご質問についてお答えする。
ネテロさんの気持ちはよくわかる。
何がって、俺も自分で起業すると決めてから一体何から始めれば良いのかチンプンカンプンだった。やりたいことは大体決まっていたが、それをするために何を知らなければいけないのか、何が必要なのかが全くわからない。それがすごく不安だった。
まず、法人登記の仕方などはネットや本を読めばわかる。会社を作ることなど誰にでも簡単に出来る。だって法務局に行って法人登記申請するだけなんだから(笑)それにいきなり法人から始めるのではなく、個人事業主から始めて軌道にのれば途中で法人に切り替えれば良い。個人の確定申告についても今や様々な本が出ているし、費用を払って税理士に投げるという人も多い。まぁ、個人の会計程度であれば自分で勉強して確定申告してみるのも良いとは思うが。
財務についてだが、これは簿記3級レベルで完璧だ。というか簿記3級レベルの知識を持っている経営者など圧倒的に少ない。全て公認会計士や税理士に丸投げしているからだ。皆経営者と聞くとすごく豊富な知識を持っているとか思うかもしれないが、実態はまるでかけ離れている。声を大にして言おう、
バカばっかりだ!!(こらw)
これは取引先、商工会議所、○○協会、名門ゴルフクラブのメンバー、高級クラブ(北新地)の客、銀行が主催する異業種(経営者向け)交流会などで出会う様々な経営者たちを見てきてわかったが、みんなまるで無知。ほとんどの人が外注したり、詳しい人を雇っている。給与計算さえろくにできない経営者はめっちゃ多いのだ。ただし、節税については詳しい(笑)
だから公認会計士を目指されるネテロさんにとって、財務の知識は十分過ぎる。俺も帳簿(当座、現金)はつけるが、あとは税理士に丸投げしている。というか、売上数億とか超えてくると確定申告とか自分で無理だし、決算書(損益計算書、賃借対照表、個別注記表、等)、勘定科目一覧、減価償却の計上とかいろいろ複雑すぎるので、ほとんどの法人は税理士や会計士に顧問料を払って委託している。
社会保険については、労務士に丸投げしてもいいが、そこまで難しくもないので俺の場合は自分でやっている(算定基礎届などは社会保険料節約のため過少申告する必要もあるので(笑))。これも本を読めばわかる。事前に勉強しておく必要はない。あれは手続きだけだからやり始めてから覚ればOK。
リーガルリスクは俺の業種の場合は資格、許可、届け出、講習やらが何かと多く、その分野の法律の知識は頭に叩き込んでいる。これは業種によって異なるので何とも答えがたい。
税金については安心してくれ。税務署や役所からラブレターが定期的に届くのでそこに書かれた金額を期日までに振り込めばいいだけ。
でね、結論を言っちゃうと、
金さえ稼げりゃ何とでもなる!!(笑)
もうね、ほんっとこれに尽きる。
自分で経営して身にしみてわかった。経営者の人に聞けば皆そう言うと思う。
金さえあれば専門家やコンサルを雇える。何でも委託できる。儲かればどーーにでもできる。世の中金が全てなのだ!!(こらw)
それぐらい世の中の経営者はバカ(本業以外の知識に疎い)ばかりなのが現実だ。
だから全く心配しなくていい。金を稼ぐにはどうすればいいかだけを徹底的に考れば大丈夫!
自分の好きなこと、得意なことを磨きあげ、それをマネタイズするにはどうすればいいのかを視点の切り替えで繋ぐ。前の記事でも書いたとおり、αアカウントの皆さまは皆それをしている。それを観察、分析してみて自分に置き換えてみるといい。自分の得意分野でどうすれば他者貢献出来るのか、どういうものなら需要があるかを考える。それを買ってもらうにはどのような工夫が必要かも含め。
「好きな事ばかりやってないで、ちゃんとしなさい」だの「あなたのためを思っていっているの!」だの、いかにも恩着せがましく的外れなことを大人たちは言ってくるが、あんな情弱のバカの意見は絶対に真に受けてはいけない。あれに従うことこそ洗脳&思考停止の始まりだ。俺が親ならそれで稼ぐ方法を一緒に考える。今の時代はそれほどマネタイズ自体の障壁は低い。
だから、絶対に自分の好きなことを諦めちゃダメだ。ハマったものを諦めるなんて勿体ない。ハマるのは才能だ。それを信用(金)に変えるにはどうすればいいかを自分の頭で考えて行動に落とし込む。そしてそれを愚直に継続すること!!ほとんどの人は途中で投げ出してしまう。前にも言ったが継続こそ信用の礎だ。
あと、ご質問にあった「葛藤」だが、経営者としての精神的な部分だろうか?それとも事業活動する上で実際にぶち当たった壁とかだろうか?どちらにせよ、過去の話はかなりボリュームがあるので、また別の機会にまとめてみようと思う。せっかくご質問頂いたのに申し訳ないですm(__)m
では最後に余計なお世話は100も承知でネテロさんに一言。
ネテロさんが簿記の勉強が苦ではなく、楽しいのであればそれはもう才能だ。俺にはとても真似出来ないし、その知識を徹底的に磨ける人は圧倒的に少ない。しかも複式簿記、会計の知識はほぼ世界共通で、どこに行っても役に立つ。事業というのは顧客がいれば成り立つわけで、それはつまり対象となる潜在顧客の分母がいかに大きいかを示している。
簿記という武器を磨きながら、視点を切り替えて、他者視点を徹底的に掘り下げれば稼ぐ方法は色々と見つかります。自分で事業するにあたって不安はあるかと思いますが、はっきり言って金さえ稼げればどうにでもできます!だから全く心配しなくて大丈夫です!!
頑張って下さい!!