協奏曲 第n番

当ブログ初期の頃に書いていた俺のアポ記事(今は全て消した)が面白かったというありがたいお言葉を頂戴したので久々に書こうと思う。俺の超絶テクニカルなトークを晒すのは断腸の思いではあるが、親愛なる読者のためならば書こうとも!!

今回のアポは歯科医院で働く27歳。以下、歯科子で。

俺の家の近所にある立ち飲み屋に行こうとアポ取り。最近の新規アポはこのパターンが多い。(相手の場所にもよるが)

俺にとって自宅近所のアポなんて赤子の手をひねるようなもの。5円玉の穴に針を通すようなものだ。もちろんここで通すのは5円玉に針ではなく歯科子にkaiロールだが

20時

自宅の最寄り駅で待ち合わせる。

歯科子現る。

「おぉ!おつかれぃ!わざわざお越しいただきありがとうございます」

「いえいえw」

「じゃあとっておきの店に連れて行くわ」

「何ていう名前の店?」

「聞いてもどうせわからんよ・・・吉○家っていうんやけど、そこの牛丼がめっちゃ美味くて」

「えぇぇー。帰るよ?笑」

「冗談冗談。わざわざ○○(最寄り駅)まで呼んどいて吉○家は無いよな。無い無い。小洒落た立ち飲み屋があるからそこに案内します」

店イン。

ここは一人でもふらっと立ち寄る店。雰囲気も小洒落ている。

まずは取り留めのない日常会話から

「そうそう!この前ドラム式洗濯機買ってさ。これが超絶便利でめっちゃ時短出来んの。歯科子も買えば?」

「うわ、元彼も同じこと言ってた。日を当てるのが大事なんだって!それに何でもかんでも楽するってのも・・・」

うぉぉぉぉぉ。これはまたとんでもないおバカさんではないか!!

合理性など全く考えないのだろう。感情論者に時短という概念はない。この子は一度我が家のドラム式洗濯機に突っ込んだほうがいい。

思い出す。ヨドバシカメラの店員の爽快な営業トーク。

「ドラム式はですね~。高さが大事なんですよ!上から下に叩きつけて汚れを落とすんです。こう、バシっバシっと」

歯科子も何回か叩きつけられれば合理性に目覚めるかもしれない。

因みにここでドラム式洗濯機に興味を持ったらその後「洗濯機見に来る?試運転してみる?」で家へ誘う算段だ。女というのは面倒なもので軽い女と思われたくない貞操観念に配慮してやらねばならん。家に誘うにも理由を用意してやるのが紳士の心遣いだ。

「へぇ~!じゃあ元カレさんと俺気が合うかもね。どんな人だったの?」

で、元カレの愚痴を聞く。

①うんうん。

②へぇ~~!

③それはヤバいね。

④マジで?

⑤大変だったね。

⑥わかるよ。

⑦再び①に戻る。

アポの会話はこれだけだ。俺はこれしか言わない。

これだけで2~3時間は余裕で繋げられる。今回も完璧に聞き役に徹した。

口を開かせ、心を開かせ、最後に股を開かせる。アポはそれが全て。

1時間半ほどしてぼちぼち店を出る。

俺が支払った後に財布を出して必死で払おうとしてくる。

良い子だ。君は財布なんて開かなくていいんだよ。股さえ開いてくれたらお兄さん十分だから。

店を出て駅へ向かいながら家打診。

「俺ん家この近くなんだけど、ちょっと寄ってかない?」

「えぇっと・・・」

「さっき言ってた大吟醸もあるから試しに飲んでみたら?」
(大吟醸ルーティンw)

「じゃあ・・・、ちょっとだけ(^^)」

ということでkai邸イン

ドアを締めた瞬間にギラつく!!

 

 

 

「えぇwwちょ、ちょっとwww」

 

 

 

 

 

あかん!まだあかんみたいや!!

一旦ソファーに座らせ酒を出して俺も横に座る。

1回きりの軽い感じではないことを伝える会話に切り替える。

「今度はどこにいこうか」

「こんなお店があるから次はそこに行こう」

安心させるための会話。偽りはない。俺はセク後もまた会いたいと思うし、関係は長く続かせたい。ただ世間と少し違うのはそういう相手が常に複数人いればいいという考えなだけ。

頭をなでながら和む。

再度ギラつこうとした瞬間、歯科子から告げられる会心の一撃

 

 

「じゃあ、終電近いからそろそろ帰るね(^^)」

「へ?

歯科子が立ち上がって玄関に向かい始めた。

まずい。。。

「ちょ、待てよ」とキムタク風に言おうか迷ったがやめて距離を詰めてキストラ!!

 

 

 

 

 

成功!

「なぁ、歯科子。もう少し一緒にいよう」

 

 

 

 

 

 

「ダメw終電無くなるからw」

「じゃあ今日泊まっていけば?ここ無料で泊まれるよ」

「www いや、明日仕事だし、」

「大丈夫大丈夫!まぁまぁまぁ(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

「ダメ!(笑)帰るね(^^)」

おおっと、何だ。膝カックンをくらった気分だ。余裕でサクッといけると思ったのに全く崩せる気がしないぞ。
先日yuuさんとも話したが、ホテルならほぼ100%いけるが、自宅ではこういうことが余裕で起きる。

どうやらドラム式洗濯機に入るのは俺だったようだ。

 

「OK!じゃあ駅まで送るわ(^^)」

とうことであっさり引いてそのまま駅まで送る。ここで凄腕ナンパ師さんなら鮮やかなグダ崩しで最後までいくんだろうが俺にそんなスキルはないし、そもそも性に合わん。正直、面倒くさいのよ(笑)次行けばいいだけだし、即数も気にしてないので。

最寄り駅まで徒歩5分

誰もいない駅前でキスをして尋ねる。

「実は帰るの面倒になってきたでしょ?w」

 

 

 

 

 

 

 

「ううんww帰る(^^) また遊ぼう!」

 

チーーーーン。

ということで余裕で1人の帰り道。いつも言っているが俺はショボ腕だ。冒頭の赤子の手をひねる、5円玉に針を通すなどと言った発言は妄言に過ぎないww

因みに次回は昼デートを打診されました。完全に警戒されておりますwww まぁ昼でも夜でも関係ない。

いつ、どこで会おうが俺たちの目的地は変わらない。

次回もkai邸へ引きずり込むのみw

終演!!