人の体は普段摂取する食べ物や飲み物で出来ている。
俺の体の80%はハイボールで出来ています。残りの20%は愛です。
— kai (@kai25_8) April 28, 2018
ハイボールや愛などでは出来ていない。
最近食事に関する本を2冊読み、今までの認識が誤認だったと判断したので今回はそれについて書きたい。読んだのは森拓郎さんと、津川友介さんと本。
既に他の方々も読まれているようで感想ツイートも興味深く拝見しました。
勘違いしてほしくないが、俺はこれらの本をダイエット目的で読んだわけではない。そもそも俺はBMI値20で標準(22.0)より痩せ型だ。筋肉つけるならもっと食べて増量したほうがいいのもわかっているが、細身が良いので現状維持に徹している。
なぜこれらの本を読んだかというと今後も体型管理に気をつけたいのと食生活で改善すべきことがあれば取り入れたいと思ったからだ。
森卓郎さんの本を初めて読んでみた。食事で大切なのはカロリーや糖質制限より意識すべきはGI値らしい。玄米(無農薬)は最強で和食押し。ビタミン、ミネラル、オメガ3の食材を摂取するようにと。あとマーガリンは相当ヤバいらしい。日々の食生活に取り入れてみよう。https://t.co/purBGWcIPI
— kai (@kai25_8) March 28, 2018
森拓郎さんの本は、痩せるには運動よりも食生活の見直しが重要で、GI値の高い食品は避け、GI値の低い食品を摂取しようという内容。因みにGI値(グリセリック・インデックス)とは糖の吸収の速さを示したもので、この値が高い食品ほど血糖値の上昇速度が早い。高血糖は糖尿病、脳梗塞、脳卒中、心筋梗塞の原因につながる。
あとトランス脂肪酸はやばいらしく、既にアメリカでは外食でトランス脂肪酸が含まれた食品(マーガリンなど)を出すことが法律で禁止されている。詳しくは読んで下さい。
この本読んだんだけど、牛肉、豚肉(鶏肉はOK)が健康に悪いってのが意外だった。この5つとは、茶色い炭水化物(玄米、蕎麦)、魚(小魚、青魚)、野菜果物、オリーブオイル、ナッツ類。
医学的に「健康に良い食べ物」は5つしかない |東洋経済オンライン https://t.co/ai4lhIN64z
— kai (@kai25_8) April 26, 2018
津川友介さんの本では食品の中の成分(リコピンやβカロテン)は健康の良し悪しを判断する指標にはならず、重要なのは食品を成分の集合体として見ることだと述べられている。
また、健康に良いと周知されている納豆、ヨーグルト、豆乳、コーヒーなどはひょっとしたら健康に良いかもしれない食品グループに分類され、牛肉、豚肉(鶏肉は含まない)が健康に悪い食品グループに分類されているのには驚いた。特に加工肉(ハム、ソーセージ、ベーコン)は発がんリスクが高いので控えたほうがいいらしい。
厚労省と農水省が発表している「食事のバランスガイド」で1日あたりお茶碗3~5杯の白米の摂取が推奨されていることを農家保護の忖度と一蹴。白米≒砂糖と思えとのこと。
様々な情報が錯綜する情報過多社会で正確な情報を見極めるのは難しい。自分がその分野に詳しいのであれば自分の知識をベースに判断すればいいが、素人にはそれを判断するリテラシーがない。そしてその分野の専門家たちでも意見が割れることは多々ある。
津川友介さんがディスっている牛肉は、堀江貴文さんはゴリ押しでご本人は和牛マフィアなる普及活動まで展開しているし、ゴリゴリ筋トレする人にとって牛肉は食品から摂取できる良質なタンパク質だろう。
様々な情報に振り回されるのは良くないが、俺は情報感度の高い人たちの意見を複数聞いて、共通している(またはその意見が多い)ものを精度の高い情報と判断している。
例えばこの二冊では炭水化物自体が悪いのではなく、摂取すべき炭水化物と避けるべき炭水化物があるという主張が共通していた。俺はずっと炭水化物を抜くことが体型維持に大切で、普段運動をしない人は特に炭水化物の摂取を控えたほうがいいと思っていたがこれは誤認だろう。
摂取すべき炭水化物(太らない/健康によい)とは
・玄米(精米していない)
・そば(十割蕎麦などのそば粉が主成分のもの)
・全粒粉(精製されていない)の茶色いパン
などの白色ではない炭水化物。これらは食べても体重が増えないどころか減ることが研究結果から示唆されているらしい。特に玄米は栄養面でとても優れた食品で、その素晴らしさは以前より高城剛さんのメルマガでも力説されてきた。
以上を踏まえて現在の食事は下記のとおりにした。
朝:プロテイン、サプリ(フィッシュオイル等)
昼:玄米パック 弁当おかずのみ(豚キムチ、鶏胸肉、牛肉とキノコの炒めものなど)
夕方:プロテイン、もずく酢+オリーブオイル
夜:刺し身(アジ、イワシ、タイ等)青魚(サバ塩焼き)、しらすおろし、鶏肉類、納豆、枝豆、ほうれん草、漬物、ワカメ、ナッツ、アーモンド、ハイボール
※夜摂取するものは行く店によって異なります。
以前の昼食はおかずのみの弁当(牛肉、豚肉、鶏肉、キノコ、厚揚げなど)だったが、おかずの量を半分に減らして玄米を取り入れた。夜はなるべく魚(青魚、小魚)や鶏肉、野菜を選ぶようにしている。
酒は摂取しないに越したことがないのは重々承知だが、こればかりは楽しみなので気にしていない。楽しみがなければ何のために生きているかわからなくなる。ただ、酒飲みなのでビール(醸造酒)は控えて糖質の少ないハイボール(蒸留酒)にしている。
玄米の効果かわからないが、以前は飲みすぎた翌朝の2日酔で自分の酒のキャパを認識するというおバカなことをしていたが、最近は2日酔がなくなった。
玄米を摂取したいけど炊飯器を持っていないし、炊くのも寝かせるのも面倒という方はこちらがオススメ。
玄米炊いて寝かすのが面倒な人は芳野さんがオススメしていたレトルトタイプが楽でいいです。人気なので届くまでに大分時間がかかります。在庫を切らさないためには早めの発注が必須。https://t.co/empJSH74iA
— kai (@kai25_8) April 22, 2018
これ少し高いけど超楽です。自宅で炊くほうが安いですが、面倒な方は是非。
以上、食事管理について思うことでした。ただあまり気にしすぎるのもよくないと思うので出来る範囲で「良い炭水化物」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
終演!