罪深き常識を作り上げる日曜の夜


先日こんなツイートを見かけて目を疑ってしまった。

これが炎上目的でないのであれば絶句である。

金の管理は嫁・旦那関係なく稼ぐ側がするのが当然だと思っている。そして99%の女は金の知識に疎い。俺は今までマネーリテラシーの高い女に出会ったことがない。証券会社や銀行勤務の子でさえ「資産運用はどうしてんの?」と聞けば平気で「してない」と答えてくる。

この子たちは結婚すれば旦那の給料を自分が管理できるとでも思っているのだろうか?冗談じゃない。金の知識に疎いやつに金を持たせてもロクなことにはならない。だから女に金を管理させてはダメだという結論に至る。(※もちろんこれは男側にマネーリテラシーがあるのが大前提であってそれに疎い男は論外)

にも拘わらず、日本ではかかあ天下のほうが上手く行くという何の根拠もない謎の常識が流布している。

なぜこのようなことが起こるのか考えてみたが、やはりあれのせいとしか思えない。そう、我が日本国を代表するアニメ

 

SAZA○SAN

東芝の罪は重い

不正会計で騒いでいる場合ではない。あの会社が旗を振る某アニメの影響によって今、日本中の既婚男性は女どもから牙を抜かれ、まるでチワワの如く飼いならされている。そして男から奪った2本の牙を頭に付けて誕生するのが獰猛な鬼嫁だ。こうしてマイホームは鬼ヶ島へと変貌を遂げる。

俺の友人たちも次々に牙を抜かれ無残にもチワワ化されてしまった。
飲みに誘えば「女より男(友人)優先だぜ!」と勇ましく語っていた姿は今や見る影もなく
「ごめん、もうちょっと前もって言ってくれないと…2週間前くらいかな。こっちもさ、段取りがあるから。ほら嫁の許可的な、ご機嫌伺的な?わかる?予定がなくてもいきなり行くと超機嫌悪くなって後から面倒なんだって」
と、まるで上司に有給休暇を届け出る部下のような弱々しい返事が返ってくる。

某アニメでは旦那が嫁に頭が上がらないのがごく自然、かつ平和的に描写されている。家計の管理は嫁が行い、旦那には小遣い制や飲み制限を強いるのは当たり前。決して嫁に逆らってはいけない。

この嫁>旦那の構図を見せられて育った日本人は、あの姿がまるで幸せな家庭の模範であるかのように洗脳され、汗水垂らして稼いだ給料をまるまる差し出して小遣い制を受け入れてしまう。

そうして奪取した金を管理するのはテレビや低俗な週刊誌ばかり読み漁る典型的な情報弱者、マネーリテラシーの著しく低い放射脳嫁である。彼女たちの情報収集はメルマガやNewsPicks、四季報などとは無縁のワイドショーや情弱同士のコミュニティ。

資本家が仕掛けるマーケティングにハメられて不要なもの、無駄に高価なものばかり買わされてしまう哀れなカモ。大して効果もないのに無駄に高いエステや高級ランチで散財し、夫が稼いだ金をどぶに捨ててくる。

教育も金さえつぎ込めば偏差値が上がると思い、盲目的に塾へ通わせる。これも費用対効果は低い。どこにでもいるそこらの講師より、一流講師の講座が格安で見られるスタディサプリのほうが遥かにコスパが良いし、そもそも勉強は本人の主体性なくして身につかない。

さて、一度小遣い制を受け入れてしまうと後々財布を取り戻すことは困難を極める。その困難さは俺の友人に「嫁から財布取り返せよ」と言った時の彼らの青ざめた表情を見ればよくわかる。だが希望を捨てるのはまだ早い。

小遣い制のままでも穏便に資金を得る第三の道がある。副業だ。有料記事やアフィリエイト、コンサル、サロンやコミュニティ運営などで本業以外の収入を作り、嫁が支配する口座と別口座に資金を流し込む。これしかない。

実はこの原稿を書くに至ったきっかけは先日のKazさん(@12_vagabond)のブログだ。「何かを始めたくても腰が重い人へ」 Kazさんは既婚者小遣いプレイヤーだがそのことをネガティブに捉えていない。むしろその境遇を糧(ネタ)に、ブログや有料noteなど積極的に情報発信している。

Kazさんは奥様と円満にやりつつ、小遣い制でも問題なく資金調達が行えることを証明しようとしているのだ。その暁には僕愛ならぬ「僕は小遣い制でも資金調達できることを証明しようと思う。」という本を是非執筆して頂きたい。他の皆様の希望の星になってほしいと微力ながら応援している。いつも言っているがどんな境遇も打破できるかどうかは本人次第だ。

そしてこれから結婚する男は何が何でも財布は死守すべき。マネーリテラシーの低い男は知識をつけて武装せよ。女に何か言われても「お前、複利わかんの?資産運用どうすんの?どんなポートフォリオ組むの?」で突き返せ。

財布を死守し金力を保持することはパートナーの女らしさを守ることにも繋がる。勘違いをしている人は多いが鬼嫁を作っているのは男だ。これ以上、悲劇が起きないよう一刻も早くあの洗脳アニメから目を覚ませ!!

終演!