恋愛の憂鬱Ⅱ ではたくさんの祝辞の言葉をいただきありがとうございました。
あの記事を書いた後、今度は彼女が俺に対して思っていたことを書いてくれたのでアップします。「コンテンツ(有料記事)にして売り出そうぜ!売上全部あげるから」とノリノリでマネタイズを提唱した俺に釘でもさすかのように「無料でいい」と言われました。笑
読んでビックリ『えぇ!そんなこと思ってたの?』と驚いたところや俺へのディスも面白かったです。ツッコミたいところもあったけど、ウケたところを太字にしてます。
また、記事のタイトルはSEO対策を考えて彼女が付けてくれました。いつもの俺なら「恋愛の憂鬱Ⅲ~合理的な彼女~」みたいな中二病全開のタイトルでGoogleにガンシカされていたに違いない。画像まで作ってくれて感謝!
それではお願いします。
Twitterで出会い付き合った。
SNSで最高の彼氏(パートナー)を見つけた二人の物語
読者の皆様。初めまして。
kaiさんとお付き合いしているもの(以下、私)です。
先日、kaiさんがnoteで投稿した「恋愛の憂鬱Ⅱ / 演奏日記No,137」は、大変な反響を頂き非常に光栄です。
今回、私がkaiさんとお付き合いするまで、そして今の心境を綴っていきたいと思います。
最近、友達と会うと以下の話題が多くなってきてる。
- 彼氏ができた
- 彼の両親にお会いした
- 婚約した
- ○月○日に挙式をする
そう、女性の20代前半は恋愛市場においてピークである。
女の子同士が集まると話題の9割恋愛話。
私の恋愛事情はどうかというと、価値観が合う人に巡り会えず、相手の基準に合わせて、いつも自分の考えを押し殺して生きている。
お付き合いすることはできても、自然体で居られないため、私が限界を感じて長続きしない。
前提として、恋愛の優先度は低い。
では、人生の優先度合いが高いものは何かといえば、仕事だ。
私は、お金を稼ぐことが好き。今後、もっと仕事を増やしていきたいし、沢山働きたい。
専業主婦なんてあり得ないポディション。生き甲斐がなくなる。
恋愛優先度が低い上に、私には結婚願望がない。というよりも、世間一般の価値観とはズレた結婚観を持っていたため、共感してくれる異性はいないと割り切っていた。
私の結婚観を誰かに押し付けることもしたくないし、誰かに共感してもらうつもりもない。
私は、ふと結婚観について考えて思考を整理するために、Twitterで以下のような呟きをした。
「私は対面では上手く話せないし、人付き合いが苦手で、団体行動は更に苦手。自由に1人で生きていくのが合う。誰かと四六時中一緒なんてあり得ない。だから結婚には不向きだと自覚してるんだけど、仮に結婚しても別居okで会う回数は月1を受け入れてくれる人がいたら結婚して欲しい笑。いないか。」
するとkaiさんから反応がきた。初めてのやり取りだった。
「世間一般の考え方とはかけ離れた、私の変わった結婚観に共感してくれる人もいるんだなぁ」と思い、何通かリプライを続けた。
その後、DMでのやり取りが続き、約2週間後にお会いすることになった。
会ったこともない人と毎日1〜2通のやり取りをすることは本当に面倒くさかったが、どんな対応・振る舞いで私に接してくるかを知るために続けた。
kaiさんは、多分恋愛工学生でオフパコを狙っているのかもしれないと思った。オフパコを狙っていることを感じたら、お会いすることを取り消しにするつもりだった。
申し訳ないが、「恋愛工学生=遊び人」という偏見が強い。
巷で話題の「恋愛工学」を小説化した「ぼくは愛を証明しようと思う」を読んだことがあり、素直にキモいという印象を受けた。
好意的な印象は持てない。遊び相手を探しているなら他の人にしてくれ。disりはここまで。
だが、結局お会いすることにした。
kaiさんにお会いしても良いかなと思った理由は、フォロワー数が多く信頼ができたこと、DMでの丁寧なやり取りだったこと
また、当ブログ「演奏日記」をざっと読み、合理主義であり、自責マインドを持っていることが分かり、話が合うと思ったからだ。
「演奏日記」ブログやTwitterの口調はキツめだけど、読者に対して「愛」は感じた。独り善がりの自己満ブログではなく、読者にとって有益な情報を得られる記事が多い。
アポ当日
当日、ドタキャンしようと思った。
理由は睡眠不足による疲労で、研修修了後すぐに新幹線で自宅に帰って寝たかったから。
会社員の本業とは、別で仕事をしており、お会いする前日の睡眠時間は2時間程度でフラフラだった。
知らない人とお会いするのは疲れるし、面倒くさいなぁというネガティブ思考になっていたが、
DMのやり取りを遡ってみると、お店を予約してくれたっぽいのでキャンセル料を支払わなければならない場所だとkaiさんに迷惑かけるなぁと思ったので渋々お会いすることにした。
眠いから1時間位お話して直ぐに帰ろうと思った。
お会いする時間まで余裕があったのでお手洗いで仮眠を取り、集合場所に向かった。
お互い集合時間10分前には待ち合わせ場所に着いた。
今いる場所を伝えると、すぐにkaiさんが来てくれた。第一印象は、高身長男性だなぁと思った。
また、Voicyのサウザーラジオに出演した回を聴いていたため、「声が同じですね〜」と、小学生でも言える感想を伝えた。
対面でのコミュニケーションは苦手で、極度の人見知りのため初対面の人とお話するのはとても緊張するが、その日はなぜか冷静沈着だった。
色んなことを話した。というよりも、質問攻めされた気がする。
- 会社員の仕事は業界・職種
- 会社員の本業とは別でやっている副業の仕事について
- 将来やりたいこと
- どういう人がタイプか
- どういう人が苦手か
- お互いの家族関係
- 彼氏はいるのか
- 彼氏と別れた原因
- 恋愛観
- 結婚観
- Twitterで共感したこと
- 別居の場合の子育て
- 子供と将来やりたいこと
- GI値の低い食べ物について(笑)…等
気がついたら2時間半経っていた。初めて話した感覚がしない。お酒を飲んで眠気も冷めた。
今思えば初対面の人と、子供ができたら将来家族でやりたいこととか、お互いの家族関係のことまで普通は話さない。違和感なく自然とお話していたのが不思議だ。
kaiさんお誘いして下さりありがとう。美味しい御食事ご馳走さまでした。
私は、kaiさんに好印象を持ち、もっと彼のことを知りたいと思った。kaiさんとお話していると本当に楽しいし居心地が良い。
他にも彼の魅力は以下の通り。
- 合理主義
- 目先の利益を追わず信頼の蓄積をして全体最適を目指している
- 洞察力が高い
- 自責思考
- 束縛しなさそう
- 抽象度が高い物事を言語化できるスキルがある
- 恋愛観や結婚観が似ている
- 頭が良い
- マネーリテラシーが高い
- 情報感度が高い
- 食に詳しい
- 健康に気を使っている
- お店の店員さんに気を使える
- 腕の血管が浮き出てて最高(笑)…等
彼に心惹かれた理由は上げればキリがないが、やっぱり一番は話してて楽しいし、自分を飾らずに自然体でいれる。素直に彼の隣にもっと居たいと思った。
ごめんけど、「俺の遺伝子いらない?子供の身長高くなるよ」という営業トークはキモかったよ。
初対面の人に投げかける言葉じゃない。他の人にやらないほうが良い。女の子に引かれる。
酔ってた勢いもあり、帰りの新幹線でkaiさんに対して好印象を持っていることが明らかに伝わるツイートをしてしまった。
kaiさんが私に対してどう思っているのかその日だけでは分からなかった。
私は、恋愛に関しては消極的で自らお誘いすることはしない。
なぜなら、男が女に惚れ男が女を追いかけた方が、女性は幸せに過ごせると思うからだ。女性は自ら追ってはいけない。
そのために、好意を持った男性と御食事をしたり一緒に時間を過ごすときに決めている4つのことがある。
1つ目:ポジディブに徹すること
弱音や仕事の愚痴等ネガティブ発言は一切しない。
2つ目:フェザーのように軽くいること。
具体的に言えば、余計な詮索をしない、束縛しない、一切のお願いをしない。
3つ目:凪でいること。
どんな時も気分を一定に落ち着かせることを指す。
4つ目:凛でいること。
自分から一切連絡はしない。別れ話がでたら即座に自分から切り上げる等。
上記の4つのことを心がけて、好意を持った男性と接することを決めている。
(他にも、「嫉妬なんて以ての外」「遅刻は厳禁」「連絡は最小限に」「男性を褒める、尊敬する」等ということも重要だが今回この話は割愛)
4つのことを満たすためには、女性も仕事を持ち、経済的に自立していることが必須条件になる。相手の給料に全て頼るのは依存状態である。
今どき専業主婦という考え方は古い。昔は、洗濯機や炊飯器が無かった時代。
だから、洗濯、お風呂、料理などに時間が必要だったため、専業主婦という考え方が成り立っていたが、今は便利な時代になりスイッチを押せば簡単に片付く。
子育ても、今はベビーシッターなどの外注ができる。
生涯共働きは最高の人生設計だと思う。人的資本を労働市場に投下することで、絶対損しない。人的資本の活用にマイナスはあり得ない。
アメリカやヨーロッパなどの先進国ではhousewife(専業主婦)という言葉は死語に等しい。時間はかかるが、日本にもいずれこの流れはやってくるだろう。
また、お小遣い制もあり得ない。旦那様が稼いだ給料を嫁が支配する?鬼嫁ども。今すぐその制度辞めなさい。
旦那様を檻に入った動物のように扱う気か?正気ではない。お小遣い制の場合、旦那様の頑張るモチベーションはどこに?男性目線でも物事を考えよう。
上記のことは「飛べるのに飛べないノミになるな」で有名な話だ。
申し訳ありません。話が逸れました。戻します。
「常にポジディブでいる」「フェザーのように軽くいる」「凪でいる」「凛でいる」の4つを全て満たした上でナシ判定を受けたら、私の完全なる実力不足。一から出直し。男女の価値は等価交換。互いの魅力は±1の関係でしか対等に居られない。
どちらかが依存状態では長く続かない。価値の釣り合わない人と付き合っても居心地が悪い。
幸いにもkaiさんから次回のお誘いをして頂き、1ヶ月後に私の住んでいるところに会いに来てくれることになった。
ある時、副業でやっている仕事の原稿添削をkaiさん依頼にして、的確なフィードバックを頂いた。
原稿の目的、ターゲット、悩んでいる箇所等を言葉足らずで伝えたが、私の意図を掴んでくれて仕事ができる人だなぁと思った。(そういえばkaiさんがどんな仕事をしているのかほぼ知らない。)
指摘された箇所だけ修正して先方に提出するだけでは工夫点がないので、自分の頭で考えて改善した原稿を報告した。
先方には非常に高評価を頂いた。私の信頼度が上がったみたい。kaiさん本当にありがとう。
2回目のアポ前の心境
なぜ大阪から来てくれるのか疑問だった。
ツイート内容では、私に好意を持ってくれてるのは伝わったが、別に付き合ってもいない。セフレになりたいわけでもない。むしろ、セフレの立場なら辛くなるからごめんだ。
彼が何を考えているか分からなかった。
私は決めた。今回含めて、後2回お会いしても告白されなければ、「今までありがとうございました」と伝えて、音信不通になろう。
私は男性とお会いして、2ヶ月経っても何も変化がなければ、いつもさっさと次へ行く。執着は一切しない。
以下のようなツイートを私は以前にしている。
「会社員年収1000万円越えは多忙。それでも結婚条件に含めるなら、「愛してるの?」と詮索をしない、「あそこ連れてって」と要求をしない、束縛しない、凪でいる、凛としている、ポジティブ思考は最低限できないと荷物。最善を尽くしても付き合って2ヶ月でプロポーズされなかったら諦めて次に行けばいい」
先が見えない状態の関係性を続けても、不幸になるし、自分の魅力を高め続ければ、また他に良い人が現れるだろう。
高望みをするのであれば、相手の魅力に釣り合う自分になることが第一条件だ。
2回目のアポ
お店は十割蕎麦屋さんに行った。
私が食べたかったのもあるけど、前回お会いした時に、食にこだわっていたことが分かったし、十割蕎麦好きだとお話していたから、kaiさんの好みに合わせて予約したんだよ(笑)
誕生日が近かったということでプレゼントを頂いた。デザインもめっちゃ好み。本当にありがとう。大切に使います。
十割蕎麦屋さんでは何気ない会話で終わった。
2軒目は立ち飲み屋に行った。「初の立ち飲み屋で嬉しい〜」と言ったけど、内心は座ってゆっくり話せるところが良かった。。。
立ち飲み屋に行ったら、kaiさんの口数が急激に減る。
私が話題振っても会話続かないし、楽しんでないのが伝わって、何度かお手洗いに逃げ込んだ。
「体調悪いのかな?」と思ったけれど、いつも通りハイボールを飲むペースだけは早い。さすが豪酒。
「そろそろ帰ろっか」って切り出したほうが良いのかなとか、思考を巡らせた。
何を考えているのか分からなかったため、相手のペースに任せた。私も話さなくなり、沈黙の時間が徐々に増えてきた。
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しばらくしてからkaiさんが、
「酔っ払う前に伝えたいことがある。付き合って下さい。好きです。」と言ってきてくれた。
その後、何を話していたかは忘れたがkaiさん口達者になり、「おいおい、急にめっちゃ喋るじゃん」と心の中で思った。
kaiさんの一人語りが始まり、私はどこで告白された返事をして良いのか判断付かなかったので、喋り終わるまで一先ず待って
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照れながら、「はい。よろしくお願いします。」と返事をした。めっちゃ嬉しかった!!!お付き合いできて幸せ!!
その後は、通常の楽しい会話が続いた。
彼との会話は、どの話題も前向きで会話に生産性がある。
女性とちゃんとお付き合いするのが○年ぶりだというから、なぜ私に告白したのか聞いたら「尊敬したから」と言ってくれた。
尊敬した部分を言語化してくれた。
- 男性に依存せずに自分で仕事を作り稼ごうとしている
- 恩恵を受けた人に全力で応えようとしている
- 合理主義で自責マインドで物事を考えている
- 他者貢献ができている…等
「尊敬」と一言でいっても、そこまで具体的に言語化出来る人には初めて出会った。
私の誕生日が近かったこともあり、その日に「産まれてきてありがとう」って3回くらい言ってくれた。この上ない幸せ。
3件目の居酒屋でも2時間以上話して、お店の外に出て、キスをして、手を繋いで散歩した。
彼に出会えて本当に幸せです。
もし、彼に他に好きな人ができたら、彼が幸せならそれでも構わない。「今までありがとうございました」と言って、即座に自分から切り上げて去る。
もちろん、他の女性に取られるのは悔しいし、彼のいないところで大号泣するだろう。そうならないためにも、自分の魅力を磨き続ける努力は怠らない。
未来のことなんて誰にも予想が付かないけれど、彼となら今後の人生共に歩んでいけると思う。
仮に彼の会社が倒産しても、彼は生きているだけで素晴らしい。生活費程度だったら私が稼ぐ。
何も彼に求めない。ただただ、隣にいてくれればいい。一緒に過ごす時間が楽しい。
まだまだ知らないことも多い。時間をかけてゆっくりと彼のことを知っていきたい。
2人で最高の未来を築いていけますように。
kaiさん、これからもよろしくお願いします。産まれてきてくれてありがとう。出会えて本当によかった。
皆様、最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。皆様のこれからの人生が幸多き日々でありますよう、お祈りいたします。
最後に私たちのこれからの目標を以下に宣言する。
『私たちは別居でも事実婚でも上手くいくことを証明しようと思う。』
終演!
俺(kai)視点で書いた記事はこちら↓
【 告 知 】
今週より「演奏日記」の定期更新を毎週日曜日の18:30に変更します。今後とも演奏日記を宜しくお願いいたします。