閑古鳥が鳴くkaiの人生相談所 Vol.3 話し上手になる方法について


先日こんなツイートをしたら「話し上手になる方法」について書いてほしいとのリクエストを頂戴したので、勝手に本カテゴリーに分類して(すみません)それをテーマに書いてみたいと思う。

 

まず初めに断っておくと俺自身が話し上手だとは決して思っていない。しかし仕事面では不要な会話を省くこと、こちらの説明は最小限にまとめることなど、思うところは心がけている。全てはお互いの時短のため。最短時間で両者の結論を導き出したい。会話の脂肪も削ぎ落とすに限る。

俺のツイートした「話下手な人」というのは自分の売りたいものを一方的に勧めてくるような人たちのこと。とにかく話が長い。よく喋る。話を聞かない。だが俺は営業とは自分の売りたいものを勧める行為だとは思わない。

相手が何を欲しているか、何に困っているか、また現状の何が不満なのかを探り、自社のサービスや商品が相手の需要に応えられるかを模索したり、互いの妥協点を提案するのが営業だと思う。そのために必要なのは相手(他者視点)を知るためのヒアリング。これに尽きる。

例えばホームページを見た人や既存顧客の紹介から新規問い合わせがあったとする。初めは相手から色々と質問があるだろうからそれに答えていく。それで相手が納得して決まればそれまでだが、仮に相手が悩んでいるとしたらその時に必要なのは家打診時に使う「うち綾鷹あるよ?」のような一撃必殺ではない。何に悩んでいるかを探ることだ。

価格なのか、こちらのサービス内容なのか、商品スペックなのか、イレギュラーが起きた時に融通がきくのか、他社と比較した時にこちらを選ぶメリットはどこにあるか等々、相手によって異なる。

俺の思う話し上手の定義とは

話が面白かったり(=話が面白い人)
表現が上手かったり(=表現が上手い人)
口数が多いことではない(=よく喋る人)

聞き上手、話させ上手な人=話し上手な人だ。

で、リクエストに戻るがもし自分⇒相手への会話が苦手(盛り上がらない等)と思っているのなら、それは聞き上手、話させ上手になることで解決する。なぜなら話し上手になるために必要とされるのは聞く力だからだ。

トークスキルが高い人で聞き下手な人は多いが、聞き上手でトークスキルの低い人は少ない。聞き上手な人は相手に合わせて会話できるため、自分が話すときも相手に合わせた会話ができる。

だからもし対人のトークスキルを上げたければ磨くべきは聞く力、相手を知るための質問力だ。さんまさんのような歯に差し替えてもトークスキルは上がらない。相手の興味のある話を探ったり、話したそうな話題をふる。話していて楽しいと思える人が話し上手だと思わないだろうか?

また、最近発見したが自分 ⇒ 多数 の場合のトークスキルを磨くにはソロキャスが抜群に良い。一人で一方的に話して視聴者を楽しませられたら(=視聴者数が伸びたら)それは間違いなくトークスキルが高いと言える。俺も自分:多数時に必要とされるトークスキルが全くないので現在月一頻度のソロキャスで練習している。

さて、お答えに添えたかわかりませんが、具体的な会話例は長くなるし、話し上手の定義によって異なるので今回はこの辺で。

ソロキャスもまたやりますので是非お聞き下さい♪

終演!