俺の蕎麦好きを聴いてほしい


秀吉さんのブログタイトルをパクっているが、気にせず読み進めてほしい。この記事を読み終わる頃にはあなたが十割蕎麦をポチっているのは間違いない。

蕎麦が好き~♪

僕が生きる~♪

上でこれ以上の意味は~なくたっていい♪

蕎麦が好き by kai

以前の記事(ふるさと納税返礼品オススメリスト)で少し述べたが俺は蕎麦好きである。

先日ふるさと納税で頼んでみた十割蕎麦を食って驚いた。

本格的なやつは市販のものと全然違うと改めて実感。茹でた後の茹で汁(蕎麦湯)にめんつゆを少し入れて飲むと白湯感覚で飲めてめっちゃいい。3杯ぐらい飲める。

これを数日やってみたらお通じもよくなった気がする。まぁ日頃からもずく酢やワカメ、玄米、クロレラを摂取してるから何がお通じに作用しているかは断定できないが。

因みにいつも頼んでいた市販の十割蕎麦はこちら

100g138円。安物の愚民が食うに相応しいクソなやつだ。

そしてふるさと納税で頼んでみたのはこちら

信州なかの 十割蕎麦

ちなみに今は売り切れ中(2018.5)。しかも前回ふるさと納税オススメリストで勧めた十割蕎麦も頼もうとしたらすでに消えていた。

そもそも俺の蕎麦好きはいつからかというと、話は小学生の頃に遡る。

クラス替えのたびに自己紹介用にプロフィールカードを書くことがあったが、そこの「好きな食べ物」の欄に他の男子が「カレーライス」や「ハンバーグ」「オムライス」など王道の食べ物を書く中、俺は1人ずっと「ざるそば」と書いていた。

今思えばなかなか渋い小学生だったと思うが、なぜざるそばになったのかというと、たまに父に連れて行ってもらった蕎麦屋がきっかけだった。

昔ながらの本格的な手打ち蕎麦で、そこに行けば必ずざるそばを頼む。ザルに盛られた蕎麦を一麺残さず綺麗に平らげると、店のおばちゃんがよく褒めてくれた。

「ぼく、綺麗に食べたね~!偉いね~(^^)」

それが嬉しくて、俺はその蕎麦屋に行くたびにざるそばを頼み、いつも一麺残さず平らげていた。妹が同行した際はこの蕎麦屋では一麺たりとも残すことは許さないことも告げていた。今思えばそれが蕎麦が好きになったきっかけに思う。その蕎麦屋は今も健在だが

今ではその蕎麦屋の蕎麦粉含有率が気になる。

以前も書いたが、蕎麦は蕎麦粉3割以上含有されていれば例え蕎麦粉3割:小麦粉7割のエセ蕎麦だとしても蕎麦と名乗ることが許される。よって蕎麦粉含有率は、蕎麦粉10割で作られる十割蕎麦、蕎麦粉8割の二八蕎麦などの表記で見分けるしかない。

確かに十割蕎麦は麺にコシがなく柔くて切れやすくて食べごたえはまるでない。食感を求めるなら多少小麦粉を混ぜたほうがいいのだろう。だが、7割小麦粉はやりすぎだ。

節税も蕎麦粉含有率もやりすぎはダメで、こういうのには節度が求められる。スーパーに並ぶ「そば」は主成分が小麦粉(原材料名の表記で一番先にくる)なのであれは蕎麦ではない。蕎麦の色をした細うどんだ。

蕎麦のGI値は食パン91、白米84、うどん80~85の中、50(乾麺)と低く、身体に良い茶色い炭水化物として様々な著書で勧められている。(食事管理について

栄養面も白米やうどんといった精製された炭水化物より高い。炭水化物の中では植物性タンパク質が豊富なほうで、体内で生成できない必須アミノ酸(リジン、アルギニン)や、ビタミンB群、ミネラル、ポリフェノール(ルチン)も摂取できるとのこと。

ルチンは抗酸化作用があり、血圧を下げたり、動脈硬化を予防したり、美肌にもよいとされる。カロリーは100gで350kcalと高めだが食物繊維は豊富。

また、酒好きには朗報だが、そばの茹で汁の蕎麦湯にもルチン、ナイアシン、コリンが溶け出している。これらはアルコールの解毒作用を促進してくれるので茹で汁も積極的に飲むといいらしい。

実は小学生の頃は家でもよく蕎麦を食べていたが、その後摂取する機会が減っていた。さらに最近は流行りの糖質制限(炭水化物抜き)の影響で、米や麺類をまったく食べなくなっていたが、精製されていない茶色い炭水化物(玄米や蕎麦)は健康によく、摂取すべき炭水化物であることを知ったので、今後積極的に蕎麦を食べようと思う。

意外な発見だったが、このように色々調べてみたら締めの蕎麦はむしろ良いのかもしれない、という結論に至った。食べ過ぎは論外だが、いつもの晩飯(おかずだけ)に蕎麦を足してみるのもいいのかと思った。俺自身がその効用を体感している。

ということで、蕎麦アレルギーでない人は十割蕎麦を食べてみてはいかがでしょうか。美味いし健康に良いし、酒飲みにもオススメです。

蕎麦のことを調べていたら蕎麦の聖地である長野県に行きたくなったので今度ふらっと行こうと思います。

終演!